『歩いても 歩いても』(幻冬舎)是枝裕和
同名映画の原作である。流石に原作者と映画監督が、同じ人だと(当然のことながら)小説も映画も同じ空気が流れている。以前、TV番組で是枝氏自身が、この小説の主人公の母親役は樹木希林でアテ書きしていたとのこと。どうりで映画での樹木希林は、例の賞を獲得した作品よりも生き生きして見えたわけだ。映画をご覧になった方なら、おおよその筋はお分かりと思います。小説の方は、主人公が7年前を回想しているという設定。(映画...
View Article玉木君のファンなので、晩酌のしめに……
スーパーの特売で↓の商品が売られていた。あれ、これって最近、玉木宏がCMしてるものじゃない。ブログスカウトからの掲載依頼のメールが来てたので、余計に印象に残っていたのだろう。手ごろな価格だったので、思わず「こしの極 そうめん」と「こしの極...
View Article本年、上半期の楽しみ
ゴールデンウィークも終わりましたが、個人的には、まだまだ楽しみが続くこの上半期です。今週土曜日、京都文化博物館に成瀬巳喜男の戦前の作品『鶴八鶴次郎』を観にいきます。さらに、同館にてブラジルの「ネルソン・ペレイラ監督特集」が開催されます。未知の監督さんなので、不安はあるものの楽しみであります。ここでは、滅多に見られない映画を上映してくれるので、頻繁に利用しております(笑)先日は、市川崑監督『おとうと』...
View Article『おとうと』'60 市川崑/監督 幸田文/原作 水木洋子/脚本
おとうと [DVD]出版社/メーカー:角川エンタテインメント発売日: 2007/09/28メディア: DVD購入: 1人 クリック: 92回この商品を含むブログ (41件)...
View Article『ディアドクター』と『きのうの神さま』
映画に原作があるのは、よくある。撮影中、脚本がどんどん変わっていくのもよく聞く話である。しかし、映画のモチーフとなる短編集があるというのは、初耳だ。それというのも、西川美和が監督としても作家としても、非凡な才能を有しているからだろう。
View Article宝ヶ池公園内「桜の森」
10/12(火)宝ヶ池公園内「桜の森」にて秋の虫の音、野鳥のさえずりが……。誰もいない桜の森で、持参のミルクティーを飲みながら読書。あ〜、くつろぐなあ。千葉伸夫『原節子 伝説の女優』(平凡社ライブラリー)を読んでいる。戦前の、それも日中戦争直前・直後の映画界の様子が興味深い。あっ、背後に鹿がいる...
View Article「お試しかっ!」×「はなまるうどん」
先日、TVで「全て当てるまで帰れま10〜はなまるうどん編〜」を観た。本来のお目当ては、番組後半のクイズ番組だったのだが、意外にも(失礼!)「全て当てるまで帰れま10〜はなまるうどん編〜」が面白かった(笑)「かけうどん」(小¥105 中¥210...
View Article二度買い防止の優れもの
「またやっちまった!」とは、書籍やCDを購入して、意気揚々と自宅に戻り、書棚やCDラックを見たときに過去何度も繰り返した言葉だ(苦笑)古書店めぐりや中古CDショップめぐりが昔からの趣味。店頭で少しでも興味のあるものを見てしまうと、条件反射のように足が止まってしまう(笑)←これは「不治の病」のようなもので治らない。懐具合にゆとりのあるなし関係なく、欲しくなるともう止まらない。気になる品が予想よりも安か...
View Article[食べ物・飲み物屋]北の新地の「北瑞苑」
先日の日曜日、機会があり西梅田の「北瑞苑」で懐石のコースをいただいてきました。京都に住んで30年以上経つと、京懐石のお店に行く機会もあり、それなりに有名な老舗で食事をしてきました。坂東夷の出のボクでも、洗練された歴史の中で熟成された調理法と味付けには魅了されてきた。それ故、京都以外で懐石をいただくのは二の足を踏んできたのは事実。それが、うれしい予想外?に直面。「北瑞苑」で食した「春秋」コースは、値は...
View Article[音楽]お見事!The Beats
世界中にビートルズのコピー・バンドは数多くあれど、ここまでのレベルになると「お見事!」と叫びたくなります。今年は、ビートルズ・レコード・デビュー50周年に当たる年。改めて、初期の音源から聴き直しております。
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