遅ればせながら、この夏の旅行記でございます。
「青春18きっぷ」を利用して滋賀県北部の長浜・木之本&余呉湖を旅してきました。
当初は、尾道を旅することを計画したのですが、休みに入った1日目と2日目は雨に祟られて、あえなく中止。3日目に行こうかと思いましたが、あまりの蒸し暑さに広島方面に行くことに「心が萎え」てしまいました(苦笑)
遠出をしないで、読書三昧の休暇でもいいかと思っていたのですが、せっかく購入した「青春18きっぷ」が無駄に……。そこで、急遽、連れ合いの提案により、8月15日に滋賀県北部の木之本と余呉湖に行くことになりました。
さわやかな朝。早起きして、京都より木之本に向う。ここは、北国街道沿いの宿場町で、以前から行きたかった場所だ。
移動手段は、バスと電車。午前7時半に京都駅着。構内で、朝食のお握り、パン、そして飲み物を購入。
8時前に新快速に乗車。
のんびり車窓の景色を楽しみながら……、という思惑は見事に砕かれる。
なぜなら、車内は、体育会系中高生がてんこ盛り(正直、暑苦しい!)。
どうやら長浜の近くで大会があるようだ。
まあ、外を見る代わりに読書してたし、お行儀のいい中高生ばかり−奈良の某有名進学校の生徒−だったので、不快ではありませんでした(笑)
長浜駅で乗り継ぎのため30分程度時間があったので、改札を出て琵琶湖に。本日は、さほど暑くなく、湖上からの風が心地よい。
大津あたりで見る琵琶湖とは、違った趣がある。「湖」ではなく「海」という感じ。
その後、木之本駅に無事到着。まず自転車をレンタル(1日¥500)を借りる。←安さにニンマリ!
かるーく街を1周。ここは、良質な地下水がでるので、造り酒屋や醤油店がいくつもある。
本当なら酒蔵巡りをしたいところなのであるが、今回は余呉湖(琵琶湖の北側に位置)の湖畔を自転車で回る計画。
ということで、泣く泣く造り酒屋を素通り(苦笑)
昼食は、事前に調べておいた料亭「すし慶」でいただく。
このお店の斜め前には「馬市宿」があった。
ここで、戦国武将の山之内一豊の妻が馬を購入したところ、とのこと。とりあえず1枚パチリ。
今回の楽しみの一つ、「すし慶」での昼食。
いやあ、とても美味しい料理でした。特に、鯖寿司は、絶品!
肉厚で柔らかく、酸味は控えめ。山椒の香りが口中に広がり、鯖の味を引き立てる。
京都にも鯖寿司の名店は多いのですが、個人的には、このお店の鯖寿司が一番ですね。
料理だけでなく、店内もなかなかのものでした。
まず入り口で↓の鐘を叩いて、案内をこう。
お腹も満たされ、さあ自転車で余呉湖に。
途中こんな↓ところを通過。
途中追い越されたりすれ違うことも、ほとんどなく約30分後に余呉湖に到着。
涼しい風に吹かれ、心地よく湖を1周。
その後、木之本駅に戻り、敦賀まで出る。
敦賀で夕食を食べてから、敦賀発の新快速にて京都に。
往復の車中、たっぷり読書できたので、なかにし礼『赤い月』を読了できた。
青春18きっぷを利用したので、交通費は安く上り、金食い虫?の娘もいなかったため、思いのほか格安の日帰り旅行でした(笑)